音楽を愛してくださる皆様へ Creators To Consumers [c2c:はじめの一歩]

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みなさんは音楽をコピーしたことがありますか?

きっと何回かはありますよね。
いつも身近にある音楽をコピーすることは、とても身近な出来事だと思います。それは僕たちクリエーターにとっても同じことです。
一方で、皆さんが音楽を私的にコピーして様々な楽しみ方をすることを可能にするために
「私的録音補償金制度」という制度があります
現在「私的録音補償金」は、「録音機器」や「録音メディア」の価格に上乗せされる形で、ユーザーの皆さんが負担する形を取っています。

「私的録音補償金制度」がスタートした頃と比べれば、いまはパソコンなどを使って、はるかに簡単に私的なコピーができる環境が整ってきましたが、一方で「私的録音補償金制度」の対象になるのは、録音専用に作られた機器やメディアなどに限られているために、補償金の金額は年々減る一方です。私的なコピーが自在にできるようになった社会でこそ、きっちり機能しなければならなかったはずの制度が、いまきちんと機能していないのです。ところで・・・

クリエーターは自分の権利を守るために、 できるだけ私的にコピーされない方がよいと思っている

・・・皆さんはそう考えていませんか?
確かに、自由にコピーできなければ、それだけCDが売れてクリエーターが儲かるんだ、という考え方もあるでしょう。
でも僕たちは、必ずしもそういうふうには考えていません。
気に入った音楽についての「共感」は、コミュニケーションを生み、時には人間関係すら生み出すことがあります。僕たちが音楽を愛し、音楽に関わる仕事を始めたきっかけも、きっとその辺にあったと思います。
2006年春から、「補償金制度」を見直すための検討が、「文化庁私的録音録画小委員会」の場で行われてきました。その中で、

「友達から借りたCDからのコピー」や「レンタルCDからのコピー」を、 私的にコピーが許される範囲からはずして「違法にしてしまおう」

という主張があったのを皆さんはご存知でしょうか?

このような主張に対して、
僕たち音楽家や作曲家などの
「クリエーター」は猛反対しました。

ところが、こうしたコピーを行うことができる様々な機器を販売していて、なによりユーザーの味方であったはずの「メーカー」の代表は、「違法にしてしまおう」という意見に賛成しました。

このことを、おかしいと皆さんは感じませんか?

僕たちクリエーターは、このことを皆さんにお伝えする必要があると考えました。
それと同時に、僕たちクリエーターと、音楽ユーザーの考え方は、
必ずしも対立するものではないのではないか?
ということに気がついたのです。
すでに時代に合わなくなってきている「私的録音補償金制度」が見直されて、きちんとした制度として再スタートすることを僕たちは望んでいますが、こうした身近な音楽の楽しみ方が奪われるようなことを希望しているわけではありません。
そんなふうに考えるなら・・・クリエーターもいっそのこと「私的録音補償金制度」なんかいらないと主張してしまえばいいんじゃないの?と思われるかもしれませんが、そういうわけにはいきません。
複製や録音に関する権利は、
僕たちクリエーターの生活を支えているとても大切な権利だからです。
「補償金制度」は、法律で定められた権利と、ユーザーの利便性を調整する役割を持っています。こうした「制度」に関することや、「音楽のコピー」などについて、僕たちクリエーターが考えていることを、まずコンシューマー(消費者)の方々に発信してゆくための初めての試みとして、この【Creators To Consumers】はスタートしました。

ためしに覗いてみてください。 きっと何かを感じていただけるはずです。 Creators To Consumers